もう 2 年になりますが、わたしたちは一昨年と去年のメーデーで新型コロナの感染拡大でどうして医療が受けられないのかと討論会をしました。だってそうでしょう。身体の具合が悪いのに病院に行けないんですよ。そこでよく調べたら大阪市には保健所が一ヶ所しかないことがわかりました。そりゃムリですよ。何を思ってか雨がっぱいっぱい集めてるし…。
さらに議論を深めたらそもそも感染症に対しては 19 世紀から机の下でお互いの足を蹴りながらでも国際的に対応することが確立されたこともわかりました。ウイルスや細菌に国境はありませんから。それな のに新型コロナの感染拡大が医学の問題ではなく政治やイデオロギーの問題にされ、医療従事者やコメンテーターがネットでバッシングを浴びたりカッターナイフが送りつけられることまで起きました。
これは 19 世紀から積み重ねてきた国際的な感染症対策の枠組みが崩れたことを意味しているのではないでしょうか。
そう考えたらロシアによるウクライナ侵攻もそうです。現代の国際的な政治体制が 19 世紀、本当は 15 世紀からですが、 1945 年の第二次世界大戦の終結とその『反省』のもとに成り立っている、国際連合ってそういうことですよね。その国連が全然動かない。国連の中心のアメリカとロシアが対立している状態ですから。
先日、テレビである学者が「東西冷戦の時代が牧歌的にみえる」とコメントしてましたが、本当にそう思いますね。東西冷戦の頃、米英仏ソの首脳陣の集合写真でイギリスとフランスの首脳は和やかに談笑しているのにアメリカとソ連の首脳はどっちもフン!とそっぽ向いてたり、核戦争 5 秒前とか言ってはアメリカもソ連も核ミサイルの発射ボタンを押しまちがえては慌てて止める毎日でしたが、今回の戦争では原子力発電所に攻撃です。何でこんなことになるのでしょうか。
戦争は人 殺しです。人ひとり殺せば殺人者ですが、『敵』と呼ぶ者を 100 人殺せば英雄です。こんなことは絶対まちがっています!わたしたちは人が生きることに対して心からの敬意と祝福を表してきました。生きることは良い!生きることに罪はない!わたしたちに戦争はいらない!わたしたちはここから 1 ミリたりとも動きません!このことを高く掲げた梵天のぼりは旗幟鮮明です!
わたしたちはこれまで、多くの人々が、それはもう若者からおじいさん、おばあさんまで、ただ生きたい、それだけのことなのに、何も大きな自動車に乗りたいとか、タワマンに住みた いとか言ってるわけでもないのに、それさえも許されず貶められた人々や、仕事や家を失って這々の体で公園の隅にテントを張ったり、駅や商店街の隅で細々と生きることも許されず追い出された野宿者たちもみてきました。
今、わたしたちの炊き出し活動に 82 、 3 のおじいさんが来ていますが、何で年金受給しているおじいさんがこんなことになっているのでしょうか。わたしたちから毎月むしり取っている社会保険料、消費税もそうですが、これらのお金はどこに行ってるのですか。ちゃんと使われているならこのおじいさんが野宿生活にならないでしょう。
と言 うか、何でわたしたちからむしり取った年金運用でアメリカの軍事産業の株を買っているのでしょうか。これが国会で大して問題にならないんですよ!おかしいじゃないですか!国会議員は何をやっているんですか!
這々の体と言うのなら若者たちもそうですよね。何十社、どうかすれば百社以上も就職活動をしなければならない。授業料を払うためにバイトに追われて勉強どころではないってどういうことですか!ちょっと待て!やっぱり何かまちがってますよ!なんで、こんなことになっているんですか!
お忙しいところ、たいへん失礼しました。そ んなわけでわたしたちは 5 月 1 日のメーデーには大川にゴムボートを漕ぎ出して『中之島水上メーデー』をします! 93 回のメーデーで史上初の試みです たぶん 。生まれてきてよかった!生きててよかった!生きることに罪はない!すべての人の生に敬意と祝福を!
戦争をする金があるならメシを食わせろ!
見えますか。今夜は月がきれいですよ。
見えますか。今夜は月がきれいですよ。
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