日時:2014年6月7日(土)13時~18時
場所:大阪教育大学天王寺キャンパス 西館第3講義室
内容とタイムスケジュール:
1.あいさつと趣旨説明
13:00-13:15 : 田中ひかる(大阪教育大学)「趣旨説明 トランスパシフィック・サンディカリズムとはなにか」
2.第1講演 13:15-15:15 : マニュエル・ヤン「ユニオンとサンディカリズムの語源をたどる」(仮)
15:15-15:20:休憩
3.15:20-16:20: 第2講演 酒井隆史(大阪府立大)「大阪におけるトランスパシフィック・サンディカリズム」(仮)
4.16:20-17:20: 第3講演 篠田徹(早稲田大学)「IWWを通して見たトランス・パシフィック運動史」(仮)
17:20-18:00:質疑と討論/ おわりのあいさつ
Our Conference "What is Transpacific Syndicalism?" will be held from 13 pm to 18 pm on Saturday of 7th June, 2014 at Daisan Kogishitu of Tennoji Campus of Osaka Kyoiku University. Who interested in this thema are welcome.
1.Hikaru Tanaka (Osaka Kyoiku University)"What is Transpacific Syndicalism?"
2.Manuel Yang "Looking for origins of the words 'Union' and 'Syndicalism'"(13:15-15:15)
3. Takashi Sakai (Osaka Prefecture University)"Transpacific Syndicalism in Osaka"
4. Toru Shinoda (Waseda University) "The History of Transpacific
Movement and IWW"
cantact: Joh.most@gmail.com Access:See the map
主催:科学研究費研究会「近現代アメリカ社会運動史の再検討-大西洋世界と太平洋世界をつなぐ視点から-」(研究代表者 田中ひかる・課題番号24320148)
共催:関西アナーキズム研究会http://kansaianarchismstudies.blogspot.jp/
開催にあたって:20世紀初頭、ヨーロッパやアメリカなど世界各地でサンディカリズム運動が高揚する。その担い手の多くは、劣悪な環境で働く非熟練・非正規労働者であり、そして、町から町へと移動し、さらには国境を越えて移動する移民でもあった。搾取と貧困にあえぐ中、彼らは、あらゆる労働者が社会の主人公となるというユートピアをサンディカリズムに見出し、これを実現しようとした。こうして、国境を越え、海を越え、人種・国籍・性別の壁を越え、世界各地のサンディカリストが共鳴し合い、さらには結びつくという現象が生まれていくことになる。しかしながら従来、サンディカリズムは国民国家の枠組みの中で分析されることが多く、トランスナショナルな枠組みから検討されることはほとんどなかった。そこで本報告会は、日本とアメリカのサンディカリストが創りあげた「トランスパシフィック・サンディカリズム」の理念や実態を、3名の研究者による最新の報告によって明らかにし、過去から現在に至る多様なトランスナショナルな運動に様々な示唆を与えることを目指す。
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