2023年4月28日金曜日

大阪・中之島「水上メーデー」の告知(転載)Announcement of "May Day on the Water" in Nakanoshima, Osaka

以下、https://maydaydayone.blogspot.com/2023/04/blog-post.html

より転載

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 日本列島史上初!?!?水上メーデーが帰ってきた(昨年雨で中止になった中之島水上メーデーを今年2023年はやります)。5月1日は11時に天神橋南側遊歩道集合、12-15時に水上メーデー、片付け・着替えのあとに17時から扇町公園にて討論集会。ボートを用意しております。雨天中止、小雨の場合は当日判断。

 


今年は水上メーデーやります

昨年計画していたものの雨のため中止となった水上メーデーを今年は開催します。昨年からあたためていたボート何隻かも用意しております。どちら様も隣近所お誘いあわせのうえ奮ってお越しください。


<よびかけ文>
 あー、ひとにやさしく、自分にもやさしくがモットーの『帰ってきた中之島水上メーデー実行委員会』です。うっせえ、うっせえ、うっせえ。あなたが思うより健康です。君にSAY YES!
 
 さて、今日は5月1日のメーデーの日なわけで、なかまのみなさんといっしょにメーデーを闘いましょうよということで、わたしたちは無謀にもこの中之島の大川にゴムボートを浮かべて水上集会をやろうという、これは日本のメーデー100年の歴史上初の企画のようですが、昨年は雨のために残念ながら中止になってしまいました。4年前の『レッツゴーメーデー』からはじまり、『青空メーデー』、『メーデーさりげなく』となんだかよくわからない、ん?と思うようなメーデーばかりやっていましたが、昨年の『中之島水上メーデー』、そして『帰ってきた中之島水上メーデー』とようやくピシッとした感じのメーデーをすることになり、なんとなくわたしたちなりの色を出せてる感じがしているなぁと思うわけです。・・・・・・メーデーですね!そちらの方もメーデーですね!闘うメーデーもなかなかステキですよね。あちらの方もメーデーですね!ひょっとして示し合わせて来られたとか・・・。そんなわけではないか(笑)それでははりきってまいりましょう!ゴー!ゴー!

 最近、わたしがニュースでよく見るのは毎日のように万引き事件が起きていることです。手元にある資料には、家族5人でレジを取り囲んで、手元を隠す(3月26日文春オンライン)。これはどういうことかと言うと、最近増えてきたセルフレジを中高生の子どもを含む家族5人で取り囲んで清算するようにみせながら商品を盗った事件です。同じ日、富山ではパンを万引きした女性が逮捕。3月25日には愛知県の稲沢市のドラッグストアーでニキビ用の薬を万引きした男性が取り押さえようとした店長を殴って怪我をさせて逃走。この日、札幌では70歳の男性がショッピングセンターでお弁当を盗って逮捕。ちなみにこの日、失踪が報じられていた『おすぎとピーコ』のピーコさん(78)も万引きして逮捕されていました。3月19日、名古屋のコンビニで雑誌を万引きした男性が店長を殴って怪我させて逮捕。3月5日には、群馬県のスーパーで万引きした男性が店長に怪我させて逮捕。2月15日には北海道で食品(192円)を盗った女性が逮捕。と、相次いでいます。ここでは万引き、窃盗が良いとか悪いとかの話はしません。この社会の一般常識からすればそれは許されないことになっていますし、全ての犯罪は革命的だ!などと無責任なことを言うつもりもありません。問題はなぜこんなにも万引きが増えているのかということではないでしょうか。なぜ、家族ぐるみでセルフレジを取り囲んだり、192円の食品のお金が払えなかったのか、70歳の男性がお弁当のお金を払うことができなかったのでしょうか。等しなみに言うならこのところの特殊詐欺事件もそうですが、他人に対しての距離感であるとか、緊張感とかモラルと言ったものが希薄になっているのではないかと思うのです。では、なぜ希薄になっているのでしょうか。
 先日のニュースでは、サラリーマンがお昼のランチ500円を払うことに躊躇していると報じていました。働いても生活ができないのに、それでもまだ働かねばならない状態はこれまで多くの人たちから指摘されてきました。それがサラリーマンのお昼のランチまで押し寄せてきているのですね。最近では立ち食いそばで一番安いメニューを選ぶ人たちが増えていることへの指摘もありました。今や人材派遣会社や資本家までが賃上げを言う時代になりました。悪い冗談ではありませんか。よく言われる『働かざる者は食うべからず』とは実は働かない者は食うな!ということではなく、この社会ではどんなに必死で働いても他人から見て『お前は働いてない、怠けている!』と言われれば、その者は『働いていない』ことになる意味なのです。働くことの評価ってそうではありませんか。今、インターネットでは『五公五民』が注目のキーワードになっています。これは江戸時代の米の年貢の取り立てを示す、10のうち5を年貢にして残りの5を自分が食べる、食べると言ってもその5の中からさらに翌年の種もみを残しますから、食べる米はさらに少なくなります。岸田政権の増税によって給料の半分が税金として取られていることに対して『五公五民』という言い方が拡がっているのです。実際、給料の明細書をみてあまりの金額の少なさにこれは何のまちがいではないか、違う人の給料とまちがえているのではないかと思う人たちもいるのではないでしょう
か。これは私ごとですが、夜勤を月17日して、給料が16万円です。15時から翌朝の10時まで夜勤をして1日1万6000円の給料が結果として
1万円を割っている状態です。では、こういう形で納めた各種税金がそれに見合う形で使われているのか、例えば年金生活の高齢者が落ち着いて生活ができているのかと言えばそうではなく、長年働いて貯めた年金はさらに削られているし、生活保護費も減額されています。だからこそさきほどの70歳の男性のように食品を心ならずも盗るしかない(金額にして663円)。ことになるわけですよね。これまで何度も書いたように野宿者のために行っているはずの炊き出しの列に野宿者よりも年金生活者や生活保護受給者の方が多く並んでいるというのはどういうことなのでしょうか。そして、今や列島でー沖縄や北海道の歴史を考えた時、『全国』という言い方は控えたいー6000か所を超えた子ども食堂の増加を考えた時、いったいわたしたちの税金はどこに消えてしまったのでしょうか。これは端からみればすでに『異常』なことではないでしょうか。親が働いているにもかかわらず子どもは子ども食堂でご飯を食べているのですから。それが『異常』なことではなく、『日常』の一コマとして、エピソードになっているばかりか、そこでご飯を食べる子どもたちの姿が微笑ましい光景にまでなっているわけですよね。こんなのがアリですか。そのように考えるなら国会でやっている今年度の予算云々は社会の状態を考えて税金の使い道を決めるということですよね。わたしはそう言いましたが、ちがいますか。しかし、毎年やっている今年度の予算云々が社会の真実に全然かみあっていないのなら、はっきり言ってそれは政策の失敗だし、国会での議論が的はずれということではありませんか。こんなことしかできない銭食い虫や穀つぶしはもういりません!これはもう社会の破綻じゃないですか。だってそうでしょう。政策がきちっとしていて、国会の議論が的を得てるものなら人々は落ち着いた生活になるはずじゃないですか。若者たちがわざわざ危ない橋を渡って高齢者から100万円騙しとったのにその報酬は3万円のそれに見合わないような闇バイトの特殊詐欺や先程あげた人たちのように万引きをしようとは思わないでしょう。

<スケジュール・詳細>
スケジュール
11時に天神橋南側遊歩道集合
12-15時水上メーデー集会
15時で片付け・着替えなど
17時から扇町公園で討論集会(雨の場合は西梅田公園)

注意事項
・参加される方は着替え・海パンなどを用意してください。
・雨天中止、小雨の場合は当日判断。

主催
・帰ってきた中之島水上メーデー実行委員会(連絡先・09066778602)

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